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美しい歌声そして思い

主催ライブ【Les belle voix】が今回も無事に終了しました。
LesBelleVoix20160417FB.jpg
4人の歌い手と1人のピアニストによる5人の出演者の皆さん、本当に素敵な演奏を聴かせてくれてありがとうございました。
ご来場頂いたお客様方、彼女達の思いに耳を澄ませて頂いて嬉しい限りです。
会場のお二人、今回も色々な我が儘に対応して頂いて、もはや適切な感謝の言葉が見つかりません。

先日、このイベントの開催を目前に控えるタイミングで、九州で大きな地震が発生し、エクアドルでの更に大きな地震の知らせも届きました。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。
苦しい思いをされていらっしゃる方々にお見舞い申し上げます。

そして、そのタイミングの中、今回のイベントで「お祝い」を行ったことに対して、皆さんのご理解とご協力を頂けたことに感謝します。
Twitterには書きましたが、改めてこちらにも残しておきます。

『今自分に出来ることは?
 それぞれの思いを抱いている歌い手達がその思いを歌に載せることを手助けすること
 その歌声を沢山の人に届けること
 彼女達の歌声がこの世にもたらされた喜びを沢山の人達と分かち合うこと』

今回の地震を受けて、誰もが「生」について思いを致したことと思います。
自分が思い至ったことは、計画通りお祝いを行うこと、でした。
自分を含めた多くの人が、彼女達の歌声に、夢や希望や感謝の気持ちを与えて貰っています。
そんな彼女達が「生」を受けた日を素直にお祝いするべきだ。
と。

いつもの語調に戻そう(笑)

【Les belle voix】3回目の今回も会場は下北沢のSEED SHIPさん。
人良し、音良し、コーヒーも美味しい(笑)
SEED SHIPさん無しに【Les belle voix】は実現しなかったし、継続も出来なかったと言っていい。
そして、SEED SHIPさんでやるからこそ、【Les belle voix】は回を重ねるごとに進化を遂げている。
そのことは、出演者さん達自身が感じていることだろう。

今回の出演者はレギュラーメンバーの4組。

先ずは、安定のトップバッターこと久米ミサイさん。
前回ピアノ弾き語りを披露してくれた彼女だけれど、今回は更に自作の曲、2曲を書き下ろし、弾き語りで披露してくれた。
この出来栄えがまた素晴らしい。
ダンスが彼女の本領と思いきや、
『なんつうポテンシャルだよ』
とツッコミを入れたくなるほどだ。
主催者の期待より遥か高いレベルでアウトプットしてくる。
強い歌声、表現力、楽しいトークは勿論だけれど、彼女の真の魅力はストイックなまでに内に秘めた思いなんだと思っている。

RYOKOさんは先の地震を受けて、予定していた曲目をすべて入れ替えて今回の【Les belle voix】に臨んだ。
曲目はすべて、人とのつながりを歌ったものだった。
特に心を打ったのは、先日発表された初のオリジナル曲をオケ無しのアカペラで歌ったことだ。
ご家族へ向けて書かれたその歌は、声だけで聴くとより鮮明にストレートにその思いが伝わってくる。
常々『音楽活動を通して災害被害者の支援や動物愛護活動をしたい』と語っていた彼女の思いが、今回、その思いを伝えるという意味でも、また実際の支援という意味でも形になることとなった。
彼女の思いが沢山の人達につながり、拡がっていけば素敵なことだと思っている。
そんな彼女はやっぱり天使だったんだ、と真顔で思ってしまった。

そよなほまれさんのステージは色々な会場で観てきたけれど、SEED SHIPさんのグランドピアノで聴く彼女の歌は格別だ。
彼女にとってもここが「ホーム」になってくれるといい。
今回の新曲は、4月生まれのお客様達をお祝いする為に作ったバースデーソング。
彼女自身のクリスマスソング、バレンタインデーソング同様、可愛らしく楽しい曲だ。
そして、新しいアプローチで書かれた恋の歌はピアノの演奏も印象的で、新たな魅力を見せてくれた。
カバー曲は、やはり地震を受けて予定していた曲目を変更したとのこと。
熊本出身のお客様がいらっしゃったこともあってか、皆で笑顔を分かち合えるようにと、誰もが知っている曲で盛り上げてくれた。
優しく綺麗な歌声が魅力の彼女だけれど、彼女の笑顔は人を幸せな気持ちにさせてくれる。
「笑顔の力」って彼女のことだな、と改めて感じた。

遠藤麻生さんはダンスボーカルユニットを経て、現在主にアイドルのフィールドで活動しているシンガー。
今回もドレッシーな装いで出演してくれたけれど、普段の彼女らしい楽しい一面も見せてくれた。
彼女もまた思うところがあったのか「生」にまつわる曲を選び、会場の皆さんの胸を熱くさせてくれた。
そして、今回最も心に残ったのが、彼女自身の「生」にもまつわるエピソードがきっかけで生まれた自作の曲をピアニストの美紀さんの生演奏を伴って歌ってくれたこと。
本当に素敵な曲で自分も大好きな一曲だけれど、生演奏で歌うことはほぼ初めてとのこと。
それが【Les belle voix】で叶ったことが幸せだ。

そして、美紀さんのピアノによるドビュッシー。
この演奏がまた素晴らしく、なんとも幸せなひと時だった。
これが叶ったこともまたSEED SHIPさんならではのこと。

麻生さんと美紀さん、また素敵なデュオを聴かせてください。


このイベントの5日前の4月12日が遠藤麻生さんの、同じく3日後の4月20日がRYOKOさんの誕生日だった。
改めてお二人にお祝いの言葉を贈ろう。
おめでとう。
いつも素敵な歌声をありがとう。
これからも歌い続けてください。
その歌声が一人でも多くの人達の心に響くことを願って止みません。


この夜は月も綺麗だった。
本当に幸せな夜になった。
次回は少し時間をおいて、7月に開催したいと考えている。
今回ご来場頂いた皆さん、また皆で集まりましょう。

最後に改めて、こうやって【Les belle voix】の回を重ねる度に彼女達の歌声が多くの人に届くことが嬉しくてなりません。
そして、そのことがきっかけとなってまた別の多くの人に届くといいと思っています。
度々ですが、佐々木心音さんの言葉をお借りします。

『微力だが無力じゃない』



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