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祈りの日

かつての教会暦では、25日の夜は既にクリスマスは終わっているけれど、今夜はクリスマスの名残を穏やかに楽しむことが叶った。

松本英子さんの年末恒例のライブが、今年は10月から始まったマンスリーライブの最終回として行われた。
会場は地上三階、外壁は全面のガラス張り。
決して広くはないモダンなイベントスペースには、それでもグランドピアノが置かれている。
今回は、このピアノとアコースティックギターを従えてのアコースティックトリオだ。
このところ、ロック系のライブハウスを訪れることが多かったので、こういった純粋に音楽と向き合うような環境は心地好い。

キャリアを積むと歌い方が変わる歌い手は多い。
けれど、彼女の透明でまっすぐな歌声は曇ることが無い。
いや、素晴らしいのは声だけではない。
やはりその歌なのだ。
彼女の活動をなぞるようなセットリストはもう何度も何度も聴いた大好きな曲ばかりだったけれど、改めてライブで聴く彼女の歌声は胸を打つ。
特に、アンコール曲として歌われた曲は、今年2月に長野の善光寺での奉納演奏に際し、彼女自身によって書き下ろされた曲。

祈り灯

いつものように歌詞を抜粋することは止そう。
このブログの読者の皆さんには、是非彼女のライブに訪れてこの曲を聴いて欲しい。
或いは、この曲が音源化された際には、是非手に取って聴いて欲しい。
ここでは、彼女がこの曲を紹介した際の言葉だけ引用しよう。

『クリスマスのこの日に、この歌が皆さんにどのように響くでしょうか』



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