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どーも

ハロウィンが終わり、町では気の早いクリスマスソングが聞こえ始め、ボジョレヌーヴォの解禁も迫っている中、こちらは6月の話をまだ書き終えていない…
今回もまたもやハンブルグでの「本番」の話を飛ばすことになるのだけれど…

このブログで中村千尋さんのことは書いていなかったけれど、彼女の1stアルバム「どーも中村です。」レコ発ライブに訪れることが叶ったので書き留めておこう。
彼女の歌に出会ったのは、まだ郡山勤務だった頃のこと。
東京へ帰るべく郡山駅にタクシーで到着し、新幹線に乗るまでに時間に余裕が有ったので食事をしようかと町へ戻った時、歌声が聞こえた。
そのキュートな歌声が気になり、通りの向かい側へ目をやると、路上ライブをやっていた。
食事はさておき向かい側に渡ると、そこで歌っていたのが彼女だった。
飾らないメロディー、飾らない言葉、飾らない歌声、それでいて彼女の歌はとても印象的で、自分はその場で足を留めた。
訊けば、彼女はシンガーソングライターで「おもて」「うら」という対を成す2タイトルのCDリリース記念の全国路上ライブツアーの最中だという。
そして、活動拠点は東京だと。
東京にいる時間が少ない自分だけれど、彼女の歌をまた聴ける機会が訪れるであろうことが嬉しかった。
勿論、その日自分は2枚のCDを手に東京に戻った。
中村千尋DSC_0076web.jpg

その後彼女が各地で路上ライブを行っている様子は動画配信サイトで知っていたけれど、次に彼女が歌う現場に訪れたのは9月、今回のアルバムの先行シングル「友達」発売記念の路上ライブまで待つことになった。
印象的だったのは、オーディエンスの層の厚さだった。
高校生、女性の多さが路上ライブを精力的に行うことで着実にファンを増やして来たことを物語っていた。
そしてようやく彼女の箱ライブを聴くことが叶ったのが、今回のレコ発となった。

客席を埋めるオーディエンスはやはり女性が多く、このライブを楽しみにして集まった様子が伺えた。
郡山以来自分も大好きな曲「もらいあくび」で始まったライブは、路上でのギター弾き語りによるフレンドリーな雰囲気はそのままに、バンドを従えての演奏とあってとても楽しいパフォーマンスとなった。
楽しさのあまり、彼女の煽りに従って自分もこう叫んでいた。

『クソッタレー!』笑

また彼女のライブを聴きたい。
いや、lunienに出演して欲しい! 笑
しまった、彼女に見合うキャパを用意しないと! 大笑
と、妄想まで膨らんでいく程に楽しい時間を過ごした。

もらいあくび

『君が笑う つられて笑う
 ただそれだけで 何でもない
 毎日に光が差すよ』

中村千尋DSC_0041web.jpg



松本の月

松本で月を楽しむ時間を持った。
松本の月IMG_1641web.jpg
写真は昨夜の月だけれど(笑)勿論今夜の月も美しかった。

ここ松本での仕事仲間と

『ゆっくり飲もう』

とは以前から話していた。
自分が音楽好きと知ると、彼は

『オフィスの近くにジャズバーがある』

と言う。
なんと嬉しい心遣い!

そして、それは今夜叶った。
その名も
MoonOverStreetClub-1413043688940web.jpg
静かな裏通り、床から天井まで一枚ガラスのファサードの手前には木が一本とはいえ植栽があり、元より静かな外界から店を隔てている。
現代的な店構え、20席程度の店内、オーセンティックなジャズバーの趣ではなくその意味では敷居は低い。
店に足を踏み入れた時にはライブの途中だった。
ピアニストとギターリストとのデュオによるスタンダードナンバーの演奏はなんとも心地好い音色だ。

こういう店で頼みたくなるのは、やはりスタンダードカクテル。
ミントジュレップとラスティーネイルは、どちらも勿論美味しく、仕事仲間とのお喋りも弾む。

大好きな曲ばかりの演奏の中でも嬉しかったのが、“Moon River”と店のテーマ曲だという“Fly Me to the Moon”
偶然が重なったとはいえ、粋な趣向に迎えられた気持だ。

一定期間で各地を転々とするこの仕事をしている中で、こうしてゆっくり夜を過ごす機会は少ない。
大好きな松本でこんな夜を過ごせたことが嬉しい。
松本担当は来週一杯の予定だ。
次の勤務地は今のところ決まっていない。
来週は休みを松本で過ごそうかと思っている。



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赤い月

『月が赤い夜は何処かで誰かが何かを企んでいるという』


せっかくの東京の夜、会いたい人がいたけれど、先日から嫌な咳が出る。
自分はいいとしても、大好きな人に風邪をうつしてしまうことは望んでいない。
ここは想いを呑み込んで。

幸い、というべきか、今夜は雲が少ない。
天文ショーを楽しみながら、手付かずだった作業をしながら過ごそうか。

月蝕IMG_1606web.jpg

黒沢綾さん「月が赤く染まるとき

『未来を愛せば、奇跡が微笑む
 ひとつ
 ふたつ
 眠りにつく前に』


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パリコンサート決定

パリの記事の最後に

『きっとまた訪れる』

と書いたけれど、一年と置かずに叶いそうだ。
先日のヨーロッパメンバーで12月に都内でコンサートに出演することが既に決まっていたけれど、今日はその練習初日の為にメンバーが再結集した。
その場で来年計画されていたパリコンサートが正式に決まったことが発表された。
日程さえ合えば一週間程の滞在になるだろう。
今から楽しみだ。


しかし、先の話をする前に、先日のヨーロッパ旅行の肝心な「本番」についていい加減書かないと…

パリを後にして、ついに「現地」ハンブルグに入った。
以前ベルリンでステージに立ったのがヴァルトビューネ、その名も「森の劇場」だっただけに、ドイツには森のイメージを持っているけれど、ハンブルク国際空港からホテルへの道中も高く伸びた街路樹が並ぶ緑の多い町だった。
メンバーの殆どが泊まる大型のシティーホテルからあぶれた自分が泊まったのは、パリのホテルにも劣らない雰囲気。
ハンブルグ1417454090934web.jpg

ハンブルグは本当に奇麗な町だ。
世界の都会、パリと比べてはいけないが、ベルリンに次ぐドイツ第二の都市ハンブルグは、思いの外、人通りが多くなく静かな町だ。
建築物もこのような伝統的なファサードが並び、落書きや路上のゴミもほとんど見られない。
東京の町が一つや二つ収まりそうな広大な公園があり、観光客を食い物にする輩もいない。
何とも過ごしやすく、自分好みの町だ。

しかしながら、この町でも青森の時と同じ思いを抱くことになる。
ハングルグもまた大戦時に大規模な空襲の被害に遭っている。
ヨーロッパの建築は石造りなので、町の骨格、基盤は残っていたとしても、今のこの町並みは戦後整備されたものということか。
この美しい町にも悲惨な歴史があったのだ。
この町に来て、この町で歌うことが出来て、本当に貴重な経験が出来たと思っている。

詳しい話は、また次回の記事で。


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山は動かずも

今日の日中、仕事仲間から知らせが届いた。

『長野で噴火したそうですが』

その時点では何かの例えかと思った。
しかし、それを示す記述は無かった。
もしやと思い職場のテレビを確認した。
画面一杯に映っていたのは、雪山と見紛うばかりの真っ白な光景だった。

『リアルな噴火かよ。どこだ!』

声が出そうになった。
あれは全国放送だったのかも知れないけれど、ローカル局の放送の可能性も高かった。
だからこそ、長野県内であることはすんなりと理解出来た。

9月から、仕事が東北エリアから長野県へ移り、松本に勤めることになった。
松本DSC_0002web.jpg
信州長野と言えば、長閑な印象だ。
そして、ここ松本は自分にとっても思い入れの強い場所だ。
このブログに書くべきことが沢山ある。
今日だって書こうとしていたことは別にあった。
しかし、吞気なことを書いている場合ではないな。

職場を出てから聞いた話だけれど、松本からも救助隊が出動した、風向きによってはこっちにだって灰が届く、などと聞くと現実感が増す。
重大な被害に遭われた方も少なくない。
噴煙の下、今夜を山中で過ごさなければならない方もまた大勢いらっしゃる。
一方、同じ県内にいる自分は明日も変わらず仕事をすることだろう。
せめて、被害に遭われた皆さんの一日も早いご快復と山中で避難されている皆さんの無事な下山を祈ります。


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